葬儀のためにドリフトマーク島に集まる家族たち。デイモンと久々に再会したレイニラは、彼に見捨てられて以来ずっと孤独だったと打ち明ける。ヴィセーリスは家族の争いを止めようとするが、アリセントは抗戦する。
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第6話「王女と王妃」について解説した記事はこちら
オットーの復帰
サーライオネルが亡くなったことによりオットーが王の手に復帰しました。
なんで10年も前に王自ら追放した人物を再び呼び戻すのかと思いましたが、それだけ翠装派の影響力が強まってきているのでしょうね。
これによりアリセントはサークリンストンやラニスに加えて、父という強力な味方を再び手に入れました。
ヴァーガーとエイモンド
エイモンドはヴィセーリスとアリセントの次男。
自分だけドラゴンを持っていないことをからかわれ、コンプレックスを持っていました。
彼はレーナの葬儀の夜、ドラゴンのいななく声を聞くとヴァーガーに接触。そのまま騎乗し絆を結ぶことに成功します。
ヴァーガーはレーナのドラゴンでしたので、当然ヴェラリオン家に受け継がれるはずでした。
ドラゴンを奪われたと訴えるヴェラリオン姉妹とエイモンドが喧嘩になると、その場にいたジャセアリーズとルケアリーズが加勢。
落とし子と蔑まれたルケアリーズがナイフで切りかかると、エイモンドは左目に大きな傷を負ってしまいます。
ブチギレのアリセント
子どもたちが起こした事件により、ドリフトマーク城は大騒ぎになりました。
ヴィセーリスは和解を命じますが、アリセントは到底納得できず、息子の目を奪った報いとしてルークの目を抉ろうとします。
レイニラがルークをかばいアリセントを止めますが、手に大きな傷を負ってしまいます。
エイモンドがドラゴンと左目ならおつりがくるといって一旦場は収まりますが、もはや今後の関係悪化は決定的でしょう。
ドラゴンと左目
ドラゴンはウェスタロスにて唯一の航空戦力。
「ゲームオブスローンズ」でもドラゴンさえいれば、城や艦隊を簡単に落とすことができました。
しかもヴァーガーはレーナの前は征服王エイゴン1世の妻:ヴィセーニアのドラゴンでもあった長い時を生きる巨大なドラゴンです。
エイモンドの左目という代償は大きいものの、交換できるならおつりどころかぼろ儲けでしょう。
アリセントの変化
アリセントが我を忘れ感情をむき出しにしたことは今後周囲の評価を下げることになりそうなものですが、父のオットーは意外にも高評価。
今までは親の言うことをよく聞く優等生にとどまっていた彼女の評価は、子供たちのためならば残酷なこともできるという、後継者争いのため戦う覚悟があるという物に変わりました。
レイニラとデイモンの結婚!?
再会したレイニラとデイモン。
レイニラはデイモンに婚姻を求めました。
デイモンと結婚することでレイニラは問題とされていた子供達の親は誰かという問題を有耶無耶にし、自身の継承権をより強く主張できるようになります。
しかし、レイニラにはレーナーという夫がいます。一体どうするのでしょうか。
最後の坊主頭は誰?
レーナーはレイニラとデイモンの計画により、身代わりを立てて暗殺されたことにすると、恋人のクァールとともに東のエッソス大陸へ駆け落ちします。
いきなり坊主頭が出てきて戸惑いましたが、特徴的な髪を剃ったレーナーだったわけですね。
とはいえ出世欲の塊であるコアリーズ公の息子が、家名とドラゴンのすべてを捨て恋人と駆け落ちするとは何とも皮肉なことです。
第8話「潮の主」について解説した記事はこちら
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