アリセントは、エイゴンを次の王に据えるべく“翠の評議会”を開く。そしてコールとエイモンドにエイゴンの行方を探らせる。一方、オットーはウェスタロスの諸侯たちを玉座の間に集め、エイゴンへの忠誠を誓わせる。
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第8話「潮の主」について解説した記事はこちら
ヴィセーリスの崩御
ヴィセーリス王が亡くなったという知らせを聞いたアリセントは緊急で議会を招集します。
順当にいけば公的にもヴィセーリスに後継者に指名されていたレイニラが女王となりますが、ヴィセーリスの遺言を聞いたアリセントや野心に燃えるオットーはエイゴンを王にするためあらゆる手段を講じてきます。
しかし、アリセントとオットーの間でもレイニラの取り扱いで対立しており、オットーは対抗勢力を野放しにしたら国が割れ混乱に陥るため消したい様子。
一方アリセントはかつての友にそこまでの強硬策を用いるのはためらっています。
アリセントは前回の晩餐会の最後にはレイニラに立派な最後になれると言っており、和解の兆しが見えていました。
ヴィセーリスの遺言を聞いた後も息子が後継者になる喜びより、どちらかといえば戸惑いの方が強く描かれているように見えます。
サークリンストンとウェスタリング総帥
当然臣下の中にはレイニラが後継者と決まっていたはずだと述べた者もいましたがサークリンストンによって頭をカチ割られていました。
かつての誇り高い騎士はもういませんね。
また、オットーはレイニラの家族の抹殺をウェスタリング総帥に命じますが、彼はキングズガードの象徴である白マントを取り外し「従うのは王命のみ」とその場を立ち去りました。
(クソかっこいい…。サークリンストンとの差よ…)
エイゴン2世の戴冠
王の器と言えるような人物ではない。本人も玉座への興味は皆無と言っても過言ではなかったが、戴冠式で自分をたたえる民衆の様子を見て満更でもない様子です。
ただ弟のエイモンドもエイゴンが相応しいとは思っておらず、翠装派の中でも対立の火種があるようです。
レイニスの王都脱出
レイニスはヴィセーリスが崩御した際、その情報をレイニラ側に漏らさないよう、そして翠装派につくようにアリセントによって軟禁されていました。
しかしレイニラ側のキングズガードの手により、自身のドラゴン:メレイズとともに王都を脱出することに成功します。
これでレイニラも王都で起こったことを知ることになるでしょう。
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