長引く“蟹餌作り”との戦いに苦戦するデイモンとコアリーズ。王都ではヴィセーリス王の元に生まれた待望の男子エイゴンの2歳の命名日の祝宴が開かれる。レイニラは縁談を持ちかけられ、結婚という現実に直面する。
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第2話「王弟」の解説はこちら：
踏み石諸島での戦い
カラセクスに跨るデイモンが圧倒的な力で敵を蹴散らしますが、相手は地形を巧みに生かし、ゲリラ戦を仕掛けています。
ドラゴンがいれば簡単に攻略できるかと思われましたが、踏み石諸島での戦いは長引いている様子です。
蟹餌作りだなんてどんな名前だ？蟹の養殖でもしているのか？と思っていましたが、捕えた敵兵を木に打ち付けて蟹の餌にするヤベェ奴らでした。
王都の様子
第三話は第二話から3年以上経ち、ヴィセーリス王とアリセントが結婚し、長男のエイゴン二世が二歳の誕生日を迎えており、さらに、アリセントは2人目を身ごもっています。
エイゴンは征服王エイゴン1世にあやかってつけられた名前でしょう。力の入れようが伺えます。
一方でレイニラは17歳になりましたが、親友だったアリセントが継母となりエイゴンが生まれたことで後継者としての立場が危うくなってしまいました。
ヴィセーリスからも執拗に結婚することを迫られており、父親からも疎まれているように感じています。
狩猟会にて
エイゴンの命名日を祝う狩猟会が開かれることになり、王の森に各地の貴族が集まります。
いまいち乗り気になれないレイニラの前に現れたのはジェイスン・ラニスター。
出たラニスター！「ゲームオブスローンズ」でも散々物語を引っ掻き回したあのラニスターです！
ジェイスンもラニスター家の例にもれず高慢で自信過剰な感じです。
ラニスターウェスタロスでも有数の名家ですが、ヴィセーリスが自分とジェイスンの婚姻を考えることに気づきレイニラは激怒。
天幕を飛び出し、王の盾の1人サークリストン・コールがあとを追います。
レーナー・ヴェラリオン
そしてまたややこしい名前が出てきましたね。レイニラの婚約者として名前が挙がったレーナー・ヴェラリオンです。
レーナーは‘海蛇‘ことコアリーズ・ヴェラリオンとレイニス・ヴェラリオンの息子で踏み石諸島の戦いに参戦中です。
レーナは最初にヴィセーリスと政略結婚しそうになっていた幼女で、レーナーとレーナは兄妹です。
象徴の白い牡鹿
狩りの最中、白の牡鹿が目撃され集まった貴族たちはウキウキです。
白い牡鹿はターガリエン家がドラゴンでやってくる前のウェスタロスでの王の象徴でした。
これを仕留めることができれば産まれてきたエイゴンにとってはまたとない慶事となり、王子を望んでいたヴィセーリスも継承者を変更したかも知れません。
しかし、牡鹿が現れたのはレイニラのところ。
ヴィセーリスはどこか落胆した様子で通常の鹿にとどめをさしました。
踏み石諸島への援軍
王城に戻ると踏み石諸島での戦いが劣勢であるという知らせが届きますが、彼の意向を無視したデイモンとコアリーズ公がが始めたことだと傍観していました。
しかしアリセントに諭され結局二人に援軍を送ることに決めます。
レイニラとヴィセーリス
その後、レイニラと話したヴィセーリスは、謝罪すると、結婚相手を自由に選ぶことを認めます。
ジェイスンとの婚約はヴィセーリスなりに娘を思ってのことであり、レイニラに後継者としての地位を奪うつもりはないこと。
そのうえで世継ぎを産み子孫を繫栄させるためにも結婚相手を探すように言います。
そして亡きエイマ王妃の思い出にかけてレイニラが後継者であることを明言しました。
突撃するデイモン
踏み石諸島での戦いが長引いていたデイモン。
しかし、ヴィセーリスが援軍を派遣するという書状を受け取った途端にブチギレて自らの危険を顧みず敵陣に突撃していきます。
そもそもこの戦いはヴィセーリスからの扱いに反発して始めた戦いなので、ヴィセーリスの助けで勝ってしまったら屈辱的です。
案の定デイモンは敵に囲まれてしまい、絶体絶命の危機に陥ったとき、シースモークに乗ったレーナーがドラカラスしながら現れ、デイモンは敵将を仕留めます。
この時の映像は圧巻でしたね。「ゲームオブスローンズ」最終シーズンのようなドラゴンを交えた激しい戦闘が第3話にて描かれました。
今回デイモンは敵将を仕留めるという大きな武功を挙げましたが、今後の王位継承戦にどのように影響してくるのか注目です。
ヴィセーリスの衰え
第3話にしてヴィセーリスの衰えが目立ってきていました。
馬の乗り降りに踏み台が必要になっていたり、捕えた鹿をなかなか仕留められなかったりしていました。
ステップストーン諸島へ援軍を送るのもアリセントの説得で決めていたり、王としての決断力にかけるような場面もありました。
今後の彼が心配ですね。
第4話「狭い海(ナロー・シー)の王」の解説はこちら
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