マウスパッドはマウスの摩耗を防ぎ、正確な挙動をサポートするPCゲームで欠かせないアイテムの一つです。
マウスパッドには大別してハードとソフトの2種類が存在しますが、同じマウスパッドでも使用感が大きく異なります。
この記事では比較的上級者向けともいわれるハードタイプのマウスパッドの特徴やメリット・デメリットなどについて解説しています。
ハードタイプのメリット
・摩擦が少なく小さい力でマウスを動かせる
・耐久性が高く手入れしやすい
滑りがいい
ハードタイプは元々ハイセンシのプレイヤーが、素早くマウスを動かせるように作られたため摩擦が少なく小さい力でマウスを動かすことができます。
薄型の製品が多いので、デスクとの段差が少なく、縁に手が当たっても気にならずゲームに集中することができます。
耐久性が高く手入れもしやすい
ハードタイプはソフトタイプと比べて耐久性が高く、長期間使用していても滑りにくくなったり、端がめくれあがってくるといったこともありません。
湿気にも強い素材を使ったものが多いので、天候や季節によってもマウスの操作感が変わりません。
また手入れがしやすく、飲み物をこぼしたり汚れが付いたりしても、拭きとるだけですぐにきれいにすることができます。
ハードタイプのデメリット
・滑りやすい
・マウスソールが削れやすい
・手首に負担がかかる
滑りやすい
ハードタイプ最大のデメリットは、メリットと同じ「滑りやすい」ということです。
滑りやすいのでマウスを動かしやすい分、思ったところで止めることが難しく、高い操作性が要求されます。
また、ソフトタイプのものと比べると面積が小さいものが多く、低感度で使うには向かないです。
マウスソールが削れやすい
ハードタイプのマウスパッドを使用すると、堅い材質と擦れるのでソフトタイプよりマウスソールが削れやすいという点があります。
マウスソールが摩耗してしまうとマウスが動かしにくくなったり、引っかかりを感じるようになるので交換もしくはマウスそのものを買い替える必要が出てきます。
マウスも日々進歩しているので新しいマウスを試してみたり、他のマウスに切り替えたりする場合は良いですが、交換する場合は大体マウスパッドと同じぐらいの費用が発生します。
疲れやすい
ハードタイプのマウスパッドは硬い素材で薄型にできているため、クッション性に乏しいです。
マウス自体は軽い力で動かせるものの、手首にかかる負担が大きく、長時間の操作に不向きです。
特にソフトタイプからハードタイプに変更した際に疲れやすく感じました。
種類を変えるときは注意が必要
マウスパッドの種類をソフトからハード、ハードからソフトに変更する際には注意が必要です。
マウスパッドの種類を変えることはマウス感度を調節すること以上に使用感に大きな変化があります。
ゲーム内のマウス感度を変更しただけであれば、数時間プレイすればある程度慣れて調節ができるようになってきますが、マウスパッドの種類を変更すると慣れるまでそれ以上に時間がかかります。
実際に、普段ソフトタイプを使用している私がハードタイプに変更した際は、2~3時間プレイしても馴染まず結局ソフトタイプに戻しました。
最後に
ハードタイプはコントロールするにはテクニックが必要ですが、使いこなせればソフトタイプのデメリットをすべて解消する素晴らしいマウスパッドです。
自身に合ったものを選んで、快適なゲームライフを送ってください。
ソフトタイプのメリットについて解説した記事はこちら:
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