ドラゴンストーン城に王都の動向が知らされ、王の死を悼むレイニラたち。レイニラは女王として七王国をまとめようと動く。アリセントら翠装派に対抗すべく、デイモンも旗主たちを集めて戦いの準備を始める。
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第9話「翠の評議会」について解説した記事はこちら
ヴィセーリスの訃報
ドラゴンストーンにいるレイニラとデイモンのもとにメレイズに乗ったレイニラが現れ、ヴィセーリスの訃報と翠装派によりエイゴンが王になり戴冠式が行われたと知らされます。
妊娠中であったレイニラはショックのせいか産気づき、赤子を流産してしまいます。
王冠を持ってきた騎士
レイニラに王冠を持ってきたのはサーエリック。エイゴンが行方不明の際に捜索に出されていた双子の騎士(アリックとエリック)の一人です。
片方は王都にいると思われるので、これから彼らは双子でありながら黒装派と翠装派に分かれて戦うことになるのでしょうか。
エリックはエイゴンがメイドに手を出したことを知っていたので、エイゴンの資質に疑問を感じていたのでしょうね。
また、ここで持ってこられた王冠はヴィセーリスと同じもので、エイゴンは全く別のもので戴冠式を行ったことがわかります。
オットーの来訪
ドラゴンストーンにオットーが使者としてやってきます。
エイゴン2世に忠誠を誓えば悪いようにしないとアリセントからの思い出の品をレイニラに渡します。
レイニラは返事を一旦保留とします。
エイゴン2世が戴冠したと聞いた後、すぐさま戦争しようとする男たちをよそにレイニラだけはドラゴンを使えば全ては灰になると戦争を避けたい様子です。
デイモンはなぜレイニラの首を絞めた?
オットーからの宣告を受け、デイモンはドラゴンを使った全面戦争の準備を始めます。
だがレイニラはこれに反対。ヴィセーリスから聞いていたエイゴン1世の予言「氷と炎の歌」を引き合いに出しウェスタロスが一つにまとまることの重要性を説きます。
しかしそれを聞いたデイモンは激怒しレイニラの首を絞めます。
デイモンは追放されるときにも自分を王の手にしろと言ったり、ヴィセーリスからの信頼を何よりも欲していました。
そんなヴィセーリスから自分には秘密の予言を託されておらず、信用されていなかったことを知りブチギレていたわけですね。
デイモンと新しいドラゴン
デイモンは来る翠装派との戦いに備えるため、野生のドラゴンと絆を結ぼうとします。
デイモンが松明を持ち歌っているところに出てきたのはヴァーミサー。
ヴィセーリスの祖父であるジェセアリーズ1世のドラゴンです。
しかしデイモンにはすでにカラクセスがいますよね。
エイモンドの騎乗するドラゴン:ヴァーガーに匹敵する大きさを持ったドラゴンだと思われるので、いったい誰が騎手になるのでしょうか。
援軍の要請
レイニラは翠装派に対抗するため、各地の諸侯を味方につけ、王城を包囲する作戦を立てます。
そのため移動速度の速いドラゴンを使って各地に援軍を要請しようとします。
次男のルーク(ルケアリーズ)はアラックスに乗り、ボロス・バラシオンがいるストームズエンドへ向かいますが、ストームズエンドにはすでにヴァーガーに乗ったエイモンドがいました。
ルークは約定に従い味方に付くようにとレイニラからの伝言を伝えますが、エイモンドは既にボロスの娘との縁談を持ち掛けていました。
エイモンドとルケアリーズ
ルークの交渉は失敗に終わりやむなく帰路につきますが、そこに因縁のあるエイモンドがヴァーガーに乗って登場。
ヴァーガーに浴びえたアラックスが火を噴いて威嚇すると、ヴァーガーは興奮しエイモンドが制止するのも聞かず、アラックスごとルークを嚙み千切ってしまいます。
エイモンドは脅すだけのつもりだったようで、やっちまったみたいな顔していました。
同じドラゴンでも、ヴァーガーはもともと征服王エイゴンの姉であり妻のヴィセーニアが乗っていたドラゴン。
現存する中で最大のドラゴンといわれています。
一方アラックスはルークが生まれたときには卵であった若いドラゴンです。
両者の体格さはネコとトラぐらいの差がありました。
ルークもエイモンドもドラゴンを完全に御しきれておらず、事故のような形ですがこの状況下ではもうそんな言い訳は通用しないでしょう。
シーズン1ラスト
デイモンはルケアリーズの死を伝え、戦争に反対だったレイニラは怒りに満ちた表情に。
「双竜の舞踏」の戦いの火蓋は切って落とされ、今後の激しい戦いを予感させる一番いいところでシーズン1が終了となりました。
シーズン2が待ちきれないですね。
また、「ゲームオブスローンズ」シリーズには「ハウスオブドラゴン」以外にも、様々なスピンオフ作品の映像化が予定されています。
シーズン2やスピンオフ作品についての情報はこちら
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