ドラゴンを操るターガリエン家がながらく支配するウェスタロス大陸。王ヴィセーリスの第二子の誕生を祝い、馬上槍試合が開催される。王女レイニラは久しぶりに赤の王城(レッド・キープ)に帰還した叔父のデイモンと再会する。
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オープニング映像
第二話からはゲームオブスローンズお馴染みのオープニングテーマとともに城や町に血が流れ、ギミックが展開されていく様子が描かれています。
ゲームオブスローンズと同様であればこのオープニングの映像も本編と連動し、物語が進むとともに微妙に変わることがあるかもしれません。要チェックです。
踏み石諸島の緊張
第2話は第1話から半年経っています。
コアリーズ公の読み通り、踏み石諸島では三頭市が台頭しヴェラリオン家の船を襲っていました。
元々海賊を退治するためにできたはずなのに、他国の船を襲いミイラ取りがミイラになっています。
三頭市に対する復讐を望むコアリーズ公とは裏腹に、ヴィセーリス王は自由都市とは戦をする気がありません。
ウェスタロスと自由都市の戦争は歴史上なく、莫大な戦費が発生するからです。
また、レイニラはドラゴンによる威嚇を提案しますが、やはり相手にしてもらえませんでした。
再婚を迫るコアリーズ公
ヴィセーリス王に自身の娘レナーとの再婚を迫るコアリーズ公。
ヴェラリオン家もまた元を辿れば、ヴァリリアの貴族。
ドラゴンライダーではなく、船乗りの家系ですが、征服王エイゴンよりも前の時代からターガリエン家と血縁関係でもある名家なので、両家が婚姻で結ばれれば王家の安泰が約束されるでしょう。
ただ、レナーは家柄的には王妃として申し分ないのですが、いくら何でも幼すぎます。
レイニラとレイニス
レイニラは男子優先の慣例を破り後継者となりましたが、レイニスは女性であることを理由に後継者となれなかった「戴冠せざりし女王」です。
レイニスは王が再婚し男子が生まれれば民衆はそちらを推す、女であるレイニラが王位を継げば王土は火に包まれるといい今後実際その通りになります。
嫌味を言っているようにも聞こえますが、どこかレイニラに同情しているようにもみえ、男尊女卑の社会に対する不満やレイニラへの嫉妬・時代が違えば自分も王位を継ぐ後継者になれたかもしれない事や政略結婚のため幼い娘を嫁に出す母としての感情が複雑に絡み彼女の心境はとても表すことができませんね。
デイモンの反乱
王は緊急の会議に呼び出され、王弟デイモンがドラゴンストーンを占拠したとの知らせを受けます。
デイモンは軍備を整えると、娼婦ミサリアの懐妊と結婚を宣言し、王家の子どもはドラゴンの卵を与えられる習慣に従い王宮からドラゴンの卵を盗ませたのです。
ヴィセーリス王は自らデイモンを処断しようとしますが、配下から危険だという理由で止められます。
代わりに王の手であるオットーハイタワーがデイモンが占拠するドラゴンストーンへ向かいます。
橋の上で対峙するデイモンとオットー。
デイモンのドラゴン：カラクセスも登場し一触触発と言ったところにシアラックスに跨ったレイニラが現れます。
２話からドラゴン同士のバトルが始まるかと思われましたが、レイニラに諭されたデイモンは卵を返します。
レイニラは一連の事件を血を流すことなく見事に解決して見せました。
※デイモンと一緒にいる日本人風の女性は、ソノヤ ミズノさんという日系イギリス人で元バレリーナの女優さんです。
ヴィセーリスの再婚相手は…？
順当にいけば年齢差があるとはいえレーナ・ヴェラリオンだと思われていたヴィセーリスの再婚相手は、彼は「七王国一の美女」と言われるアリセントを指名しました。
アリセントは死ぬほど気まずそうですし、レイニラは今にでも泣き出しそうな程です。
オットーの計略は成功し、娘のアリセントを王家に嫁がせることができましたが、コアリーズ公は憤慨し部屋を出ていき、何も知らないまま親友と父親が結婚したレイニラの心境の複雑さといったらないです。
オットーは国のために再婚しなければならない王をうらやましいとは思わないとか言っていましたが、本当に野心がないのなら娘に王の寝室に行けと言ったりしないでしょう。
自分の感情を優先して結婚相手を選んだ人物といえば「ゲームオブスローンズ」のロブ・スタークですが、彼もまた悲惨な末路をたどったので、ヴィセーリスの今後も心配です。
ちなみにヴィセーリスとアリセントの結婚式のシーンも撮影されていましたが、尺の都合でカットされてしまったようです。
プロデューサーのインスタでその様子を確認することができます。
コアリーズ公とデイモンが結託
コアリーズ公はデイモンを拠点ドリフトマークに招くと、ヴィセーリスにのけ者にされた同士で同盟を呼びかけます。
そして二人が王の意向に背き、踏み石諸島での戦を始めようとするところで第2話が終わります。
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