ハウスオブドラゴン第6話「王女と王妃」を解説

映画・ドラマ

王都での婚儀から10年後。レイニラは3人目の子供を出産。アリセントはレーナーに似ていないレイニラの子供たちの父親について疑いの目を向ける。一方、デイモンとレーナは、ペントスである申し出を受けていた。

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第5話「われらは道を照らす」の解説はこちら

時系列とキャストの変更

レイニラの出産シーンから始まる第6話。

しかも初産というわけではなく、なんと3人目です。

第5話から10年の時が経過しており、一部キャストも変更されています。

レイニラはミリー・オルコックからエマ・ダーシーに、アリセントもエミリー・キャリーからオリヴィア・クックに変わっています。

特にアリセントは違和感がないので全く気付きませんでした。

オープニングの変化

また、時が経ちキャストも変更されたせいか第6話からオープニングの映像にも微妙な変化がありました。

ギミックが追加され血の道筋が追加されており、子供たちが生まれたからかと思いましたが詳細は不明です。

お分かりの方がいましたら是非教えてください。

レイニラの子供たち

レーナーとの結婚から10年。レイニラは3人の子どもを授かりますが、城内では父親はレーナー・ヴェラリオンではなくハーウィン・ストロングであるということが専らの噂です。

第5話で起こったこともあり、アリセントは出産の直後にレイニラを呼び出したりしており、二人の険悪さは明らかです。

レーナと結婚したデイモン

デイモンはレーナ・ヴェラリオンと結婚し二人の娘を設け、身重な妻とともに自由都市ペントスに滞在していました。

レーナは故郷であるドリフトマークに帰りたがっていますが、デイモンは後継者争いなどの王都の喧騒が届かない暮らしを気に入っているようにも見えます。

あれ…デイモンなんか丸くなってない…?

中庭での乱闘騒ぎ

ヴィセーリスが中庭で行われている孫たちの剣の稽古を見物しています。

サークリストンはレイニラとアリセントの子供たちに剣の稽古をつけていますが、明らかにアリセントの子を贔屓し、レイニラの子たちにはきつく当たっています。

サーハーウィンが止めに入るも、サークリストンは息子たちの出自のことで彼を中傷し乱闘騒ぎにまで発展します。

ライオネルはサーハーウィンの父親で血縁上レイニラの子供の祖父です。

サーハーウィンがレイニラの子供の父親なのは公然の事実であるため、戦っているのは二人の孫ということになります。ライオネルの気まずさと言ったらないですね。

レーナの最後

デイモンと結婚したレーナは出産中に母子ともに危険な状態になり、助からないと知ってヴァーガーの炎に自ら身を投じます。

レーナはターガリエンの血を引き、自らもドラゴンライダー。

ヴィセーリスや継承権を受け継げたデイモンと結婚していたら王妃になっていたかもしれない人物です。

そんな理由があったから数ある自殺の手段でもドラゴンの炎を選んだのかもしれません。

ヴァーガーは、第2話で幼き日のレーナがヴィセーリスに話していたドラゴンですね。

ナローシーのどこかにいるのではと言われていたヴァーガー。

レーナは15歳までドラゴンがいなかったと言っていたので、わざわざ探し出して手懐けたのでしょう。

そんな手間をかけて絆を結んだドラゴンによる焼身自殺選んだレーナ。

ヴァーガーも最初命令されたときは戸惑うような様子を見せていました。

やるせないですね。

サーハーウィンの死亡

サーハーウィンはサークリストンと中庭で乱闘騒ぎを起こしたため、自分の家の居城であるハレンホールに更迭されてしまいました。

そしてそれを昆虫のブローチをした謎の一行が追いかけます。

昆虫といえばラニス。彼は片足が不自由で昆虫をモチーフにした杖をついています。

そしてその夜に王の手でもある父サーライオネルと共にハレンホールで起こった火事により亡くなってしまいます。

これでラニスは次男で足が不自由にも関わらずハレンホールの城主となり、これからも翠装派として暗躍していくでしょう。

拷問して手下を使って家族も殺す残忍さはあのラムジー・ボルトンを彷彿させ、様々な計略をめぐらす姿はリトルフィンガーことピーター・ベイリッシュを思い出させます。

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