Amazonでモバイルバッテリーを探していると出てきたRyqtop(リクトップ)という会社。
洗練されたデザインでおしゃれな外観をした製品ですが、Ankerなどと異なり聞いたことのない会社のものなのでいまいち不安ですよね。
そこで今回はRyqtopのモバイルバッテリーを実際に購入し徹底的に解説していきます。
リクトップってどこの会社?
結論:中国の会社
ただ、Amazonレビューでは軒並み高評価がつけられていますが、Googleで検索しても出てきませんし知り合いの中国人も知らないそうです。
届いた商品の外箱から中国製であることはわかりますが、少し不安ですね。
とはいえ、会社が無名であっても良い製品であれば問題ないので、製品のレビューに移りたいとおもいます。
安全な製品なの?
PSEマーク
PSEマークとは電気用品安全法の基準を満たしていることを示すマークです。
総務省により2019年からPSEマークのない商品の製造・販売・輸入を禁止されています。
本製品にもしっかりと刻印されているのでひとまず安心ですね。
普通に使っていたり後述するパススルー機能を使ってみても変に熱を持ったりもしないので、問題ないといえるでしょう。
容量の表記にも嘘はない
15000mAhの電気容量がありながらも小型で持ち運びしやすいです。
スマホの場合は、大体4,000mAhあれば1回フル充電できるので、複数台への充電も可能です。
実際に使用してみたところiPhoneは約3回フル充電できたので、表記と著しく異なる容量といったことはないでしょう。
その他の特徴
22.5Wの急速充電対応
モバイルバッテリーでありながらも22.5Wの急速充電対応しており、ちょっとした隙間時間でもしっかりと充電することができます。
最大3台の同時充電が可能
付属の内臓ケーブルとディスプレイ側のUSBポートを使うことで、最大3台までのデバイスを同時に充電することが可能です。
とはいえ、内蔵ケーブルは特殊な形状をしているので、片方使用するともう一方を使うことは難しいので、実際は2台といってよいでしょう。
パススルー機能
パススルー機能とは、モバイルバッテリーを充電しながら同時にデバイスの充電もできる機能の事です。
パススルー充電に対応しないバッテリーだと、バッテリーの充電が完了するまでデバイスには給電されません。
1つのコンセントからモバイルバッテリーとスマートフォンを両方充電することが可能なので、出先でどちらのバッテリーも切れてしまった時や充電器本体やケーブルが壊れてしまった時などの緊急時に役に立ちます。
液晶ディスプレイ搭載
高解像度のLCDディスプレイを搭載しており、電源ボダンを押すとバッテリー残量を一目で確認することができます。
他のモバイルバッテリーだと、4つのライトで25%単位でしか残量の把握が出来ませんでしたが、バッテリーの残量を1%単位で表示してくれるので、充電のタイミングも掴みやすくより便利です。
プラグと内蔵ケーブル付き
コンセント付きモバイルバッテリーで、別途でACアダプタを用意せずにバッテリー本体を充電することができます。
世界各国の電圧(AC 100-240V)に対応しているので、海外旅行・出張に最適です。
また、2種類の内蔵ケーブルも付属しているため、出先でケーブルが無く困るといったこともありません。
デメリット
無線充電はできない
様々な機能を持ちますが、無線充電には非対応です。
とはいえ、無線充電は便利なものの、充電効率という点ではどうしても有線に劣ってしまうので、モバイルバッテリーが必要となる緊急事態にはあまり向いていません。
そういった利便性を重視する方には別のモバイルバッテリーがおすすめです。
モバイルバッテリー自体の充電は早くはない
急速充電に対応しており、バッテリーからデバイスへの充電は高速で行えるものの、バッテリー本体への充電速度は普通です。
0%から100%にするまでおおよそ3時間程度かかります。
大容量を充電するので当たり前なのですが、デバイスへ行うのと同じ速度で充電できるわけではないので注意が必要です。
パススルー機能
メリットで挙げたパススルー機能ですが、いいことばかりではありません。
パススルー機能を使うとバッテリーに負担がかかり、発熱する原因となります。
最近のモバイルバッテリーには過熱防止機構が備わっているので、昔のもののように発火することはないでしょうが、それでも発熱するとバッテリーが劣化する原因となるので利用は緊急時など最小限にとどめておいた方が良いでしょう。
最後に
あまり聞いたことのないブランドの製品であったので初めは不安もありましたが、検証してみた結果きちんと安全基準を満たした製品であることがわかりました。
液晶画面や内蔵ケーブルが付属しており、他のモバイルバッテリーよりも使い勝手が良い、安心しておすすめできる製品です。
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