TwitchとはAmazonが運営するゲーム配信に特化した配信プラットフォームです。
自分も配信してみようと思った際、YoutubeとTwitchどっちで配信をしようか迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、サービスごとの特徴や違いについて配信者目線で解説していきます。
Twitchとは
Twitchとは、Amazonが運営するゲーム配信に特化した配信プラットフォームです。
YouTubeに比べてゲーム配信を探しやすい点や、配信チャンネルのカスタマイズ性の高さから人気を集めています。
2022年現在、Twitchには1,000万以上のチャンネルが存在し、月間利用者数が1億人を突破。
多くのゲーム用の拡張機能に対応しており、一般ユーザーのほかプロゲーマーやゲーム会社等の多数のゲーム関係者がTwitchを利用しています。
Twitchのメリット
ゲーム配信が見られやすい
YouTubeは配信も可能ですが、基本的には動画を中心としたプラットフォームです。
そのためYouTubeでゲームタイトルを検索しても出てくるのは9割方動画で、配信を探すにはあらかじめ気になる配信者をフォローしておく等、少し手間がかかってしまいます。
Twitchは配信がメインとなっており、ゲームを選択すれば配信中のチャンネルをすぐに見つけることができます。
そのため動画よりもライブでゲーム配信を観たい、コメントをして配信に参加したい方が集まるプラットフォームになっているのでライブ配信が見られやすい傾向があります。
カスタマイズ性が高い
自己紹介欄
Twitchの魅力はなんといってもカスタマイズ性の高さです。
自己紹介のページを例にとってみても、YouTubeだと概要欄に簡単なテキストとリンクを貼ることしかできませんが、Twitchであれば自分でデザインしたバナーを自由に配置し、オシャレなレイアウトを組んだりすることができます。
パネルのカスタマイズ方法について解説した記事はこちら:
様々な拡張機能
・視聴者のコメントを画面に表示
・投げ銭機能を追加
・BGMの再生
・サブスクをアニメーションで通知
他のプラットフォームでもゲーム配信自体は可能ですが、Twitchは様々な拡張機能を追加することができるので、よりゲーム実況を配信しやすいオリジナルの環境を作ることが可能です。
収益化しやすい
YouTubeで収益化をしようと思った場合、チャンネル登録者数が1,000人かつ4,000時間以上の動画再生という厳しい条件をクリアする必要があります。
一方Twitchでは、Twitchアフィリエイトプログラムの条件をクリアすればサブスクやチアによる収益を受け取ることができるので、未経験や初心者の方でも比較的始めやすいです。
・50人以上のフォロワー
・平均3人以上の同時視聴者
・過去30日間で7日間以上かつ合計8時間以上の配信
Twitchの収益化について詳しく解説した記事はこちら:
Twitchのデメリット
Twitchは基本的に配信をメインとしたプラットフォームなので、配信後のアーカイブが14日後に自動的に削除されてしまいます。
必ずしも配信をリアルタイムで追うことができない視聴者にとってアーカイブは非常に便利な機能ですし、配信者にとっても保存期間中にアーカイブの動画が再生されることによってチャンネルの更なる成長を期待することができるので、期限が近付いてきたものはYoutubeに移すなどの工夫が必要になります。
アーカイブの保存期間を延ばす方法について解説した記事はこちら:
Twitch Prime
Twitch PrimeとはAmazonプライム会員の特典の一つで、AmazonのアカウントとTwitchアカウントを連携させる事で、Twitch内で様々な特典を受けられるサービスです。
・毎月無料でゲーム本編やスキン、通貨などのゲーム内アイテムがもらえる
・1か月に1度無料でサブスクライブが出来る
Twitch Primeからサブスクに登録すると、ティア1の特典を無料で受け取ることができます。
広告なしでの視聴やチャット内で限定バッチやスタンプを使うことができる上、好きな配信者を応援出来る便利な機能です。
配信者にとっては視聴者がAmazonPrime会員であれば無料でサブスクできるので、サブスクを受け取りやすい環境にあるといえるでしょう。
また、原則としてTwitchでの配信後のアーカイブの保存期間は14日間ですが、AmazonPrime会員であれば60日間保存することができるので、期間中にアーカイブが再生されることによってチャンネルの更なる成長を狙うこともできます。
最後に
YouTubeがオールジャンルであることを考えると、ゲーム配信というジャンルにおいてTwitchの利用者数はYouTube以上です。
様々なライブ配信が注目される中、Twitchはこれからさらに盛り上がるでしょう。
Youtube等他のプラットフォームと上手く使い分けながら楽しく配信してみてください。
Twitchでの配信の始め方について解説した記事はこちら:
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