オンの「クラウドフロー」は、初代モデルが2016年にデビューして以来、数多くのアスリートを優秀な成績へと導いてきたシリーズ。
そんなクラウドフローからモデルチェンジを経て、クラウドフロー4が発表されました。
そこで今回はそんなクラウドフロー4の特徴やサイズ感・実際に履いてみた感想などについて解説していきます。
クラウドフロー4とは
・重さ: 235g
・前方への自然な重心移動でペースアップ
・スピードと通気性を追求した軽量のウーブンアッパー
・On最速レーシングシューズCloudboom Echoから着想を得た設計
・超高反発で柔らかなクッショニングをもたらすHelion™スーパーフォーム
クラウドフロー4とは、軽量性と強い反発力が特徴のOnのハイパフォーマンスモデルです。
Onの代表的なテクノロジーであるCloudTecやSpeedboardが搭載されており、高強度なトレーニングからレースにも対応することができます。
2017年に初代がデビューし、様々なアップデートが重ねられた4代目に当たり、従来のモデルよりもミッドっソールをより厚くすることでクッション性を向上させ、これまで以上に汎用性にすぐれた一足に仕上がっています。
クラウドフロー4の特徴
2層建てのCloudTec
第四世代となるCloudflow 4ではミッドソールが一新されており、密度の異なる二層のCloudTecによりクッション性が強化されました。
密度の異なる2種類のHelionスーパーフォームが採用されており、ミッドソールの間に挟み込むことによって、衝撃吸収能力と反発力を同時に高めることに成功しました。
スピードボード搭載
スピードボードとは、ソールとアッパーの間(中敷き)に位置する樹脂製のプレートを指し、ここがしなることによって着地した後の蹴り出しに強い反発力を生み出します。
クラウドフローのスピードボードはナイロンが配合されており、軽量化しながら強度を高めることにも成功しました。
レースモデルと同じアッパー
アッパーにはオンのレーシングモデル「クラウドブーム エコー(Cloudboom Echo)」にも使われているハイテクウーブンアッパーを採用。
100%リサイクルポリエステルを使用されており、通気性に優れ軽量化にも貢献しています。
重量
クラウドフローの重量は約240g。
前作とほとんど変化はないものの、ソールが厚くなりクッション性が上がったことを考えれば実質軽量化したといえるでしょう。
実際に履いてみると数字のような重さは感じることなく履くことができます。
クラウドフローのサイズ感
海外メーカーのシューズですが、日本人の足にもしっかりとフィットするのでジャストサイズの購入で問題ないと思います。
幅広で甲高という特徴の私の足でもしっかりとフィットしてくれました。
細長い海外製のシューズが窮屈に感じてしまう方にも安心してお勧めできます。
ご参考までに私の使っているシューズのサイズをご紹介します。
・オン クラウドフロー 27.0cm
・オン クラウドサーファー 27.0cm
・オン クラウド5 27.0cm
・オン クラウドエース 26.5cm
・オン クラウドモンスター 26.5cm
・オン クラウドストラトス 26.5cm
・アシックス マジックスピード3 27.0cm
・ホカオネオネ ボンダイ8 27.0cm(ワイドモデル26.5cm)
・ホカオネオネ クリフトン9 27.0cm(ワイドモデル26.5cm)
履いてみた感想
クラウドフロー3は薄めのソールであったため、4になりソールが厚くなったことで横から見ると全く別のシューズの様に生まれ変わっています。
ただ他のOnのモデルと比べて厚すぎるということもないため、しっかりと地面の感触をつかんで力を籠めることができます。
軽量性とクッション性のバランスが非常によく、レースや強度の強いトレーニングに最適のシューズであるといえるでしょう。
最後に
クラウドフロー4はOnの代表的なテクノロジーを搭載しながら、軽量性も実現したレースにも対応できるハイパフォーマンスモデルです。
ソールが厚くなったものの重量は変わらず、Onの中では軽い部類になるためタイムを縮めたりペースを上げていきたい中級者にオススメのシューズです。
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