世界で1番有名な飲み物といっても過言ではないコカ・コーラ。ペットボトルや缶等の様々な容器で販売されていますが、瓶のコーラが1番うまいという人が多いです。今回は本当に瓶コーラのほうが美味しいのか、缶やペットボトルとの違いについて解説していきます。
実は中身に違いはない!
コカ・コーラ社によると、コーラは世界各国どの国・どの容器のものでも全く同じ成分だそうです。
ではなぜ多くの人が瓶のコーラがよりおいしいと感じるのでしょうか。その答えは容器にありました。
ではなぜ瓶コーラをおいしく感じるのか
炭酸が抜けにくい!
炭酸が抜けてしまうといくらコーラでもおいしく飲むことはできませんよね。炭酸は未開封の状態でも少しずつ抜けていきます。
どの容器でも中身が一緒なので封入されている炭酸量も一緒なのですが、容器ごとに炭酸の抜け方が異なります。
ペットボトル・缶は炭酸の元となる二酸化炭素が溶けだしやすい為、炭酸が抜けにくい瓶のほうが美味しく感じるのです。
冷たさをキープできる!
炭酸飲料は冷たさも重要です。キンキンに冷えたジョッキで飲むビールとぬるくなってしまったものでは歴然とした差がありますよね。
缶やペットボトルは素材の熱伝導率が高く、外気に影響を受けやすいです。
冷やしやすいというメリットがあると同時に、手で持った時体温などで温まりやすいため、ぬるくなってしまします。
ガラス製の瓶コーラは冷えにくいというデメリットがあるものの、3つの中で一番冷たさをキープすることができます。
ジャストサイズの容量
瓶コーラの容量は190mlとペットボトルや缶と比べても小さいです。炭酸飲料は、容器が大きいほど空気に触れる面積が多くなり、ぬるくなりやすく炭酸も抜けやすいです。
飲みきりサイズの瓶が1番炭酸量が多く、冷たいままのむことができるというわけですね。
口当たりと香りが良い!
ワインやウイスキー等では常識ですが、飲み物もグラスによって味や香りが全くの別物になることもあります。
アルミは口をつけた際に金属の味を感じることがありますよね。
ペットボトルもまたアルミほどではないですがプラスチック独特の風味があります。同じプラスチックを原料とするストローで飲んだりすると感じることがありますよね。
そのためペットボトルやアルミ缶より風味を損なわなず、飲み物本来の味を楽しめる瓶コーラが美味しく感じるのです。
究極にコーラをおいしく飲む方法
瓶コーラも缶・ペットボトルコーラも中身は一緒なので、飲む際の容器を変えることで美味しく飲む事ができます。
私のおススメはRIEDEL(リーデル)のコカ・コーラ専用グラスです。
リーデルとは、オーストリアで250年以上の歴史を誇るワイングラスの名門ブランドです。
薄く飲みやすい飲み口とくびれのあるボディが特徴で、このグラスにコーラを注ぐだけでコーラの風味や香りをより強く感じることができます。
瓶コーラの販売場所
発売当初は瓶で売られていたコーラですが、最近では限られた場所でしか見かけることが出来なくなってきました。居酒屋やドンキホーテ・専用の自動販売機等ではよく販売されているので、見かけた際にはぜひ試してみてください。
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