すべてのランナーの憧れであるカーボンシューズ。
そんなカーボンシューズを手ごろな価格で提供するアシックスの「マジックスピード」シリーズから、新しくマジックスピード3が登場しました。
この記事ではマジックスピード3の特徴やサイズ感・前作マジックスピード2との違いなどについて解説していきます。
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マジックスピード3とは
マジックスピード3は2023年9月にアシックスから発売された厚底カーボンシューズです。
「自己最速への挑戦」をキャッチコピーとしており、手を出しやすい価格にもかかわらず、フルレングスのカーボンプレートが搭載されており、初めてカーボンシューズを購入される方や更なる自己ベスト更新を目指すランナーへおすすめのモデルです。
マジックスピード3の特徴
衝撃の価格！
マジックスピード3で一番すごいのはその価格です。
前作マジックスピード2から様々なアップデートが図られているにもかかわらず価格はそのまま16,500円。
フルレングスのカーボンが搭載されている中で、このコスパは抜群です。
他のメーカーのランニングシューズが2万円前後する中で、まさに衝撃です。
初めてカーボンシューズに挑戦してみたい方や、アシックスのシューズを試してみたい方にとって手を出しやすい価格といえるでしょう。
上位モデルと同じ素材のアッパー
ラップのように薄くてスケスケ！
アッパーとはシューズの表側の足の甲を覆う部分を指します
マジックスピード3のアッパーには上位モデル、「メタスピード」「S4」シリーズと同じモーションラップアッパーが採用されており、薄手で素早く縮む特徴があります。
フィット感が心地よく、通気性を保ったまま水や汗を吸いにくいのでシューズが重くならず、不快感が残りません
改良されたアウトソール
アウトソールはアシックスグリップを採用。
前作のマジックスピード2もアシックスグリップなので素材自体に変更はありませんが、ラバーの黒い部分が増えているため、安定性が向上されています。
さらにアウトソールの中央を切り抜くことで軽量化されており、全体的なアップデートが図られています。
マジックスピード3の重量は？
重量は約220ｇ。
前作マジックスピード2から20ｇ軽量化に成功しました。
たったそれだけかと思われるかもしれませんが、前作も225ｇと軽いためここからの軽量化はとても難しかったでしょう。
「メタ」等の上位モデルの中には200ｇを切るものも存在するため最軽量とはいきませんが、十分にレーシングシューズとして通用するレベルです。
前作「マジックスピード2」との違い
単一素材のカーボンプレート
前作マジックスピード2との１番の違いは採用されているカーボンプレートの素材です。
マジックスピード2はFF BLAST＋とFLYTEFOAMの2層構造で樹脂を使ったナイロンとカーボンのハイブリッドでした。
マジックスピード3になってプレートの素材がカーボンのみ（FF BLAST＋）に変更されたため、反発性が高くよりしなるようになった分、前作よりやや硬めの仕上がりになっています。
改良されたアッパー素材
マジックスピード2はエンジニアードメッシュを採用していました。
包み込まれるようなゆったりとフィット感が特徴で、他のランニングシューズでも採用している場合が多いです。
それに対しマジックスピード3はモーションラップアッパーが採用されており、軽量性とぴったりとしたフィット感が特徴です。
好みはそれぞれありますが、モーションラップアッパーはアシックスの上位モデルにも採用されている素材なので、よりランニングシューズに適しているといえるでしょう。
マジックスピード3のサイズ感
ワイドワイズの展開もアリ！
アシックスは幅広な型の多い日本人に向けてワイドサイズの展開も豊富です。
細長い海外製のランニングシューズがいまいち合わないといった方にも安心してお勧めできます。
ご参考までに私の使っているシューズのサイズをご紹介します。
・アシックス マジックスピード3 27.0cm
・オン クラウド5 26.5cm
・オン クラウドエース 26.5cm
・オン クラウドモンスター 26.5cm
・オン クラウドストラトス 26.5cm
・オン クラウドサーファー 27.0cm
・ホカオネオネ ボンダイ8 27.0cm(ワイドモデル26.5cm)
・ホカオネオネ クリフトン9 27.0cm(ワイドモデル26.5cm)
カーボンシューズの寿命はどれぐらい？
マジックスピード3を購入される方の中には、カーボンシューズを初めて購入される方もいらっしゃるでしょう。
そうなるとカーボンプレートの寿命が気になってきますよね。
登場し始めたばかりのカーボンシューズは、性能を最大限引き出せるのが200km程といわれ、フルマラソン4回走ったら寿命を迎えてしまうとても高価なシューズでした。
しかしそういったことは徐々に改善されていき、2020年1月の箱根駅伝を席捲したNIKEのヴェイパーフライネクスト％では400km程度まで引きあがり、一般的なシューズと同程度の耐久性になりました。
その後も研究開発が続けられ、重量や剛性・エネルギーリターン等で様々なアップデートが図られているため、最早一般のシューズと同様にソールの減り具合＝シューズの寿命といって差し支えないでしょう。
カーボン初心者にオススメ！
非常に軽く、着地した後の反発もしっかりと感じられるいいシューズです。
通常のシューズからいきなりハイエンドのカーボンシューズに履き替えると、足がまだ出来ていないので痛む場合があります。
しかし、マジックスピード3は硬すぎず適度な柔らかさがあり、手の届きやすい価格なのも相まって、カーボンシューズを初めて履くといった方にもオススメできます。
逆に向いていないのは、普段ハイエンドクラスのカーボンシューズを履いたりして、十分に脚力がある人は物足りなさを感じてしまうかと思います。
扱いやすくクセが少ないので「サブ3.5や4」等の目標や自己ベストを更新したいといった方にオススメです。
最後に
カーボンプレートやアウトソールなど随所にアップデートがみられ、アッパーは上位モデルと同等、しかもお値段据え置きとなれば買わない理由が見当たらないぐらいの良いシューズです。
普段のランニングはもちろん、自己ベストなど記録を狙うレースシューズとしてもオススメできる、走ることがより楽しくなるようなシューズでした。
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CW-X
CW-Xは、スポーツや運動時に最適なサポート機能を備えた高機能ウェアです。
独自のテーピング原理を応用してスポーツでのパフォーマンスを上げることを目的として作られており、ハイパフォーマンスを追求するアスリートから健康のためのジョギング人など様々で幅広い年齢層から支持を受けています。
履くのと履かないのでは翌日の疲労感にハッキリと差が出るほど優れた商品なので、より手軽にスポーツを楽しみたい人、もっと自分を追い込んで更なる記録を目指す人におすすめのスポーツアイテムです。
CW-Xについて解説した記事はこちら：
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