デュアルモニターのやり方や設定・モニターとのつなぎ方を解説

配信・動画

複数の画面でより多くの情報を表示させることができるデュアルモニター。

編集者や動画クリエイター・配信者の中でも利用されることが多い機能のひとつです。

そこで今回はデュアルモニターのPCとの接続方法や設定方法・必要な機材等について解説していきます。

デュアルモニターとは

デュアルモニターは複数の画面を使用する機能です。

使用することで複数のタスクを同時に管理でき、作業効率を向上させることができます。

メインモニターに配信画面を移し、サブモニターにコメント欄やDiscord・OBS等配信をコントロールするアプリを映したり、配信者の中でも多くの人が取り入れています。

デュアルモニターに必要な機材

モニター

デュアルモニターに必要なのはなんといっても2枚目のモニターです。

追加で2枚目を買うのか、それとも今使っているメインをサブに変更し新しいものを購入するのかどちらでも問題はありません。

ただFPSなど動きの激しいゲームをやるのであれば、メインモニターは反応速度(ms)が速くリフレッシュレート(Hz)が高いものを選ぶ必要があります。

自身の財布と相談し、最適なものを選ぶようにしましょう。

またサブモニターはメインモニターほどの性能は必要ないものの、部屋のレイアウトを気にする場合は統一感が出るためメインモニターと同じサイズのものがおすすめです。

また、モニター間を視線が移動する際にベゼル(モニターの縁・画面の外側の黒い部分)があると邪魔なので、ベゼルレスもしくは限りなく薄いものを選ぶとよいでしょう。

ケーブル

現在では「DVI」や「HDMI」、さらに高速規格に対応した「DisplayPort」があります。

パソコン側とディスプレイ側の端子を合わせる必要がありますので、お互いの端子を確認して最適なケーブルをお選びください。

FPS等動きの激しいゲームをする場合は、メインモニターにDisplay Portがおすすめです。

サブモニターには空いたパソコンの端子から最適なものを選びましょう。

HDMI等安価で入手しやすいものがおすすめです。

モニターアーム

こちらは必ずしも必要なものではありませんが、取り付けることでデスク上のスペースの制限を取り払うことができます。

モニターアームがあれば、限られたスペースの中でもいろんな方向へディスプレイを向けたり、縦にしたり位置を変えたりすることができ、作業に応じてレイアウトの自由度を高めることができます。

デュアルモニターの設定方法

モニターとPCを接続する

HDMIやDisplay Port等のケーブルを使って、物理的にモニターとパソコンを接続します

この際上部にある内蔵GPUの端子ではなく、必ずモニター側のケーブルをグラフィックボード側の端子に接続するようにしましょう。

接続が終わったら、デスクトップのホーム画面から右クリックして「ディスプレイ設定」を選択

モニターが正しく接続されるとPC側で自動的に番号が割り振られます。

メインモニターの指定

「ディスプレイの配置を変更する」でメインで使うモニターを指定します。(メインに指定した方の番号が青い表示になります)

下の方にスクロールして「マルチディスプレイ」の設定項目の中に「これをメインディスプレイにする」という表示があるので、チェックボックスをクリックします。

これで、メインモニター(メインディスプレイ)が切り替わります。

モニターの配置を変更したり、作業を中断し別の画面に変える際も同じ方法で切り替えることが可能です。

複製と拡張の違い

左欄「ディスプレイ」から「マルチディスプレイ」の項目の中に「複数のディスプレイ」という設定カ所があります。

ここはデュアルモニターを使う上で一番重要なポイントになります。

設定できる項目が4つありこれらを用途や場面で使い分けることによりデュアルモニターの機能が発揮されます。

・表示画面を複製する
・表示画面を拡張する
・1のみに表示する
・2のみに表示する

画面を複製するとは、文字通り1のモニターと全く同じ画面2のモニターに表示させる機能でプレゼンテーションする際などに役立ちます。

画面を拡張するとは、2つのモニターを1つの大きなモニターとして扱うことができる機能です。

モニターごとに別々の画面を開いたり、デュアルモニターを使う上で最も使う可能性が高い設定となります。

タスクバーの表示設定

デュアルモニターの設定を行っただけでは、壁紙が増えただけでいちいちメインモニターの方からアプリを立ち上げたり、いまいち使い勝手が悪いです。

そこでデュアルモニターにした際のタスクバーの表示を変更する方法を紹介します。

ウィンドウの下部にある「タスクバー」上の何もアイコンが無い場所で右クリック

「タスクバーの設定」という項目を選択

タスクバーの設定画面が表示されるため、中段にある「マルチディスプレイ」の「タスクバーボタンの表示先」の設定を好きなものに変更する

・「すべてのタスクバー」の場合、同じタスクバーが両方の画面に表示される

・「メインのタスクバーと、開かれているウィンドウのタスクバー」を選択すると、メインモニターには全てのアイコンが表示され、サブモニターには使用中のアプリのアイコンのみ表示が表示される

・「開かれているウィンドウのタスクバー」を選択すると、それぞれのタスクバーを個別に設定することができます

最後に

デュアルモニター作業効率を向上させ、複数のアプリケーションやタスクを同時に管理するのに非常に便利です。

作業スペースが広がるので、1台のモニターで操作するより、より効率や作業のしやすさがアップします。

PCでの作業が多い方はぜひ導入してみてください。

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