[寿命を延ばす]ポータブル電源の保管や取り扱い時の注意点について解説

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アウトドアやDIY・停電などの非常事態に活躍するポータブル電源。非常に便利なアイテムですが、デリケートな製品なのできちんと手入れしないと災害時など本当に必要な時に使えずに困ってしまいます。

そこで今回はそんなポータブル電源を長く使えるよう、使用や保管についての注意点を解説していきます。

保管場所について

ポータブル電源は涼しくて風通しの良い場所で使用・保管することをお勧めします。内蔵されているリチウムイオン電池は暑さ・寒さの両方に弱い特性があるため、高温多湿・気温が極端な場所を避けた方が良いです。

特に熱によってバッテリーが劣化してしまうため、直射日光の当たる場所での使用や真夏の車内に置いておくことは避けるべきです。

また、寒すぎる場所だと電池の内部抵抗が大きくなってしまうため、電池の使用時間が短くなってしまいます。

ポータブル電源が最も性能を発揮するのは、人間と同じ25℃前後の環境下といわれています。

長期間使わない場合であっても、屋外ではなく涼しくて風通しの屋内などに保管することをおすすめします。

※ 寒いからと言ってポータブル電源にカイロを置いたり、ヒーターを直接あてたりするのはNGです。

外部から直接熱を加えられることよって、急激な温度変化や高温にさらされ、バッテリー劣化の原因となり、膨張や発火に至る危険性があります。

保管中の電池の残量

ポータブル電源を長期保管する際は、バッテリーの残量を60%〜80%にとどめておくことをお勧めします。

100%の場合だと充電電圧が高くバッテリーに負担がかかり、0%の場合でも充電ができなくなる可能性があるためです。

内蔵されたリチウムイオン電池は半年で約20%自然放電されるため、最低でも半年に1回はバッテリー残量と動作の確認をすると良いでしょう。

また、充電が終わっているのにACアダプターをつないだままにすると充電と放電を繰り返すため、バッテリーが劣化する原因となるので注意が必要です。

パススルー機能

パススルーとは、ポータブル電源自体を充電をしながら他の電気製品を充電したり動かしたりすることです。便利な機能なのですが、バッテリーに負荷がかかってしまうため、非常時以外は使用を避けることをおすすめします。

実際の電池容量

カタログやWEB上で表示している電気容量はバッテリーの貯電量であって、実際に使える電気容量ではありません。

ポータブル電源に貯められた電力は、熱やそれを抑えるための冷却ファン・ディスプレイの表示などにも使用されます。電力の変換ロスなどもあるため、すべての容量を使用できるわけではありません。実際に使用できる電池容量は80%程度と見積もっておくと不意のバッテリー切れを防ぐことができます。

電源電圧

日本における一般の電源電圧は100Vです。しかし、ポータブル電源の電圧はメーカーによって違いがあり、100V以外の電圧で使用した場合、電気製品が故障してしまったり、寿命を短くしてしまうことがあります。使用する際は説明書や商品自体に電圧の記載があるのでその範囲での使用がおすすめです。

周波数

https://enechange.jp/articles/east-west-hz

日本では、関東(50Hz)と関西(60Hz)で流れる電気の周波数が異なります。家電は両方に対応する製品が増えてきましたが、ポータブル電源は依然どちらか一方にしか対応していないものが多くあります。合っていない周波数の製品を使うと動作保証対象外となってしまうため、家電の周波数に合わせてポータブル電源を選ぶ必要があります。

最後に

ポータブル電源を長く使うためには、バッテリーに負担をかけない使い方がポイントになります。

ポータブル電源は、高額なものが多いですが、残念ながら一生使えるものではありません。

充電に時間がかかったり、すぐ切れやすくなってしまったら買い替え時といえるでしょう。

少し工夫すればバッテリーの劣化を防ぎ、寿命を延ばすことができるのでこの記事を参考に大切にしてあげてください。

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