MagSafeとは？メリット・デメリットの解説とおすすめの製品を紹介

MagSafeとは

　Appleが開発した磁石を使ったワイヤレス充電システムのことで、マグネットを使って本体と充電器を固定することができます。

15Wの急速充電に対応しており、iPhoneシリーズには12から搭載されています。

MagSafeのメリット

しっかりと固定して充電できる

これまでのワイヤレス充電は、デバイスを置く位置が悪いと充電できない事がありましたがMagSafeではその心配がありません。

急速充電に対応

　ワイヤレス充電の性能がQiより向上し、iPhone12以前のワイヤレス充電は7.5Wまでにしか対応していませんでしたが、MagSafeは倍の15Wに対応し、これまでのワイヤレス充電に比べて格段に充電速度が速くなります。

充電しながら操作できる

　従来のワイヤレス充電は、置いたり固定したりして充電するため、充電中にiPhoneを操作する事が苦手でした。Magsafeなら有線と同じように充電中にも手にもって操作することができます。

４．ケーブルにかかわるトラブルと無縁

　MagSafeもワイヤレス充電の一種なので、ケーブルに関わるトラブルが少なくなります。ケーブル側が断線したりして充電できなかったり、買い替えたりする事もありません。

また、充電の度にケーブルを抜き差しする必要がないので、充電口の故障を未然に防ぐ事ができます。スマホの場合、この２つが画面のひび割れに次いで多い不具合なので非常に助かります。

MagSafeのデメリット

充電速度が有線より若干遅い

　MagSafeに対応したiPhoneの場合、USB-C to Lightningケーブルを使った有線の充電だと最大約20Wで急速充電できるため、充電速度が若干劣ってしまいます。

電源アダプターが別途必要

電源アダプターが付属しない為、別途購入する必要があります。

ですが、そもそも最近のiPhoneには充電器が付属しないため、急速充電に対応した20W以上の充電アダプターの購入をお勧めします。

他のMagSafe製品

MagSafeは充電機能の他にマグネットを生かした様々なアクセサリーが販売されています。

従来のスマホリングやカードケースといったアクセサリーは、スマホケースと一緒になっていたり、接着剤等で貼り付けて使用するものが多かったため、ワイヤレスで充電する際にはスマホケースごと取り外す必要があり面倒でした。

MagSafeはマグネット式のため着脱が簡単にでき、状況に応じて手軽にアクセサリーを付け替えることができます。

MagSafeの機能をより有効に活用するために是非参考にしてみてください。

MagSafe対応のモバイルバッテリー

この他にも、MagSafeに対応したモバイルバッテリーがありますが、15Wの急速充電には対応していないものもあります。

通常のワイヤレス充電と同程度の充電速度で、磁石で吸着しケーブルがいらない事を売りにしていることが多いのでご購入の際はご注意ください。

最後に

MagSafeでの充電は、速度こそ有線ケーブルよりもやや劣ってしまいますが、急速充電も可能です。本体をくっつけるだけで手間がなく、ズレて充電ができていないといったこともありません。

有線とワイヤレス両者のメリットを兼ね合わせた、iPhoneユーザーにはぜひおすすめな商品です。