置くだけで電子機器を充電し、ケーブルを使用しないワイヤレス充電器。
便利なアイテムですが、有線のものと比べてどのような違いがあるのでしょうか。そこで今回は、無線充電のメリット・デメリットについて解説していきます。
無線充電のメリット
ケーブルがいらない
ワイヤレス充電は端子を問わず充電できるので、ケーブルを用意する必要がありません。
ケーブルが不要になるため、配線回りがスッキリとします。
有線で充電する場合、デバイスごとにケーブルが異なる事があるため、ケーブルをデバイスごとに複数用意する必要があり面倒です。
トラブルが少ない
充電の度にケーブルを抜き差しする必要がないので、充電口の故障を未然に防ぐ事ができます。
また、ケーブル側が断線したりして充電できなかったり、買い替えたりする事もありません。
スマホの場合、この2つが画面のひび割れに次いで多い不具合なので非常に助かります。
無線充電のデメリット
充電が遅い
有線のように直接電力を送ることができない為、充電効率が悪く時間がかかってしまいます。
カバーやリングが干渉する
金属製の保護ケースや落下防止リングをつけていると接地面の発熱したり、正常に充電されない場合があります。熱はバッテリー劣化の原因になるので、充電する際には特に注意が必要です。
充電中の操作が難しい
有線で充電を行う場合は、ケーブルにつなげたまま手に持ったりしてある程度自由に操作できました。
ワイヤレス充電器は本体を置いておいたまま充電するタイプが多い為、充電しながら操作するのには若干のわずらわしさがあり、自由に操作したい場合は充電を中断しないといけません。
ズレて充電ができない事がある
ワイヤレス充電の場合、充電が正しく行われる範囲が意外とシビアで、着信等のバイブレーションでズレてしまい充電ができていないことがあります。
充電器の形状
パッドタイプ
充電器本体に直接デバイスを置くことで充電するタイプ。1番オーソドックスで安価なタイプですが、デバイスを置く場所が悪いと充電できていないこともあります。
スタンドタイプ
スマートフォン等を立てかけて充電することができるタイプです。充電中に画面が見やすい為、自宅や会社で仕事をしながら充電していても顔認証を解除し、通知を確認することができます。
電話がかかってきてもケーブルを外したりする手間がないのですぐに対応できます。立てかけているので手に取りやすく、テレワークにもおすすめです。
マウントタイプ
デバイスを両側から固定して落ちないように取り付けることができるタイプです。車載用としてよく使用され、アームによって高さや角度を調整できます。
モバイルタイプ
デバイスをバッテリーに重ねることによって充電するタイプ。ケーブルも必要ない為持ち運びも楽で、充電しながら操作することもできます。
多機能型
複数のデバイスを一度に充電できるタイプで、様々な電子機器を持つ方におすすめです。デスク回りもスッキリとします。
この他にも、充電器以外の電機製品にワイヤレス充電機能が取り付けられたものなどがあり、専用のマグカップを温めることができるものや、無線のスピーカーに充電機能が付いたものなどがあります。
最後に
ワイヤレス充電器を使うことで、断線したり、抜き差しでコネクタが壊れたりといったリスクがなくなります。
無線充電器には、複数のデバイスを充電できるものや、急速充電に対応したモデルなど様々な製品が発売されています。
デザインなども加味して、それぞれの目的に合った製品を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
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